ぱいんだー出版

【d_561362】 昼下がりの病室。 窓のブラインドは閉ざされ、時計の針だけが静かに音を刻んでいる。 「…来てくれるって、信じてた」 ガウンのすそをぎゅっと握りながら、彼女はそう呟いた。 薬と汗が混ざった空気の中、患者であるはずの人妻は、 じっとりと熱を帯びた視線をこちらに向けてくる。 彼女の指先が、太ももにかかった布をそっとずらす。 わずかに覗く肌、ゆっくりと落ちてい…

【d_560576】 母が、3日間の出張に出ることになった。 家に残されたのは――私と「義父」。 そう呼ぶには、あまりにも若すぎて。 そう見るには、あまりにも男すぎた。 同居を始めた頃は、気を張っていた。 距離もあったし、会話も少なかった。 それでも、朝のキッチン、夜のリビング、 ふとした時間の視線が、私の体をなぞっていた。 初めは、気のせいだと思った。 でも、違った。 …

【d_560127】 しとしとと降る雨の音。 約束もなく、ただ歩いていた。 夫を亡くし、心も濡れたままの私──。 駅まであと少し…そんな時だった。 通り雨どころか、まるで運命が襲ってくるような土砂降り。 薄いブラウスは肌に張り付き、ノーブラの胸の先端がくっきりと浮かぶ。 スカートとパンストもびしょ濡れに透けて、私の哀しみをいやらしく晒していた。 「濡れすぎだよ。入る？ ここ…

【d_559995】 夕暮れ、蝉の声に混じって賑やかな夏祭りの音が響く。 地元の神社に並ぶ屋台の列、焼きそばの香ばしい匂いとリンゴ飴の甘い香りに包まれながら、彼はふと立ち止まった。 その視線の先――人混みの中、浴衣姿の女性がいた。 淡い藍色に朝顔の模様が揺れる浴衣、うなじを見せるようにまとめた髪、そして、見覚えのある、切なげな眼差し。 「……嘘だろ。」 〇校の頃、初めて好…

【d_559411】 喪服に包まれた未亡人が、畳の上で静かに絶頂する―― 本編では描かれなかった「もう一つの真実」。 異なる角度、異なる瞬間、そして異なる表情… 緊縛の縄に刻まれた淫欲の記録を、余すことなく収録。 本編未収録の濃密カットを集めた、淫靡な写実集。 単体でも楽しめる構成ながら、本編を見た者にこそ深く刺さる作品。 黒喪の女が何度も達した、あの夜の「裏側」を覗いてほ…

【d_559009】 ――俺は、地域密着の観光バス運転手。 ある日、民間から持ち込まれた人妻限定の特別ハーレムツアーの依頼を受けることになった。 集合場所に現れたのは、見た目は上品な人妻たち。 だが、ひとたびバスの扉が閉まると、その雰囲気は豹変した。 車内アナウンスの代わりに聞こえてきたのは――スカートをたくし上げ、むせぶような吐息。 前の席では、人妻が騎乗位の姿勢で腰を振っ…